便利な文明の機器に囲まれて育った子どもたちには、「手を使わなくなった」ということが問題視されています。
白百合学園幼稚園では「お盆を運ぶ」などの基本から「靴を磨く」などの一連の動きを要するものまで用意されていて、これらの魅力的な教材と友達の作業を見ることにより自分もやってみようという自発性が生まれてきます。一つのことに興味を持ち繰り返し行うことによって生活上の基礎的技術を養います。こうして品位を持ち、自分の事は自分でできるようになり、独立心や自主性、協調性を育てます。又、本物の生活を練習することで、環境に適応し、うろたえず、自分らしく生きることができます。そして物事の順序性や調和、美的観念、物を大切にする心が育ってきます。
 
よりわけ
切る
色水つぎ
泡立て
貝洗い
タオルを絞る
洗濯
椅子を洗う
花の水替え
アイロンをかける
鏡を磨く
靴を磨く  

煙感知器や風呂が沸くとブザーがなる器具など、「センサーだのみの生活」は五感を衰えさせます。白百合学園幼稚園では豊かな感性を育てることを最重要視し、モンテッソーリの感覚教育を導入しています。
子どもは動きながら五感覚を使って自分の周りを模索しています。感覚で得た印象を知性によって分類し、比較し印象づけ、整理し、関連づけます。感覚が洗練されればされるほど、印象は鮮明、正確、良質となり豊かな情報として記憶に残ります。感覚は体験によってのみ発達し、脳内の感覚器官を調整するセンターは感覚を使うことで一層活性化します。
 
  桃色の塔と茶色の階段 色板3 幾何立体のかご 幾何立体のかご 幾何箪笥 幾何箪笥とカード
構成三角形長方形の箱
構成三角形三角形の箱
葉の箪笥
葉の箪笥とカード
色つき円柱
二公式

数の学習は具体物を使い目で見てさわって確かめながら行われます。体と思考力を同時に使い、数のメカニズムを知り、次第に具体物を取り除いて抽象化に向かいます。間違いは自己訂正が可能なしくみになっていて系統的に小さいステップを一つずつゆっくりこなすようになっています。

 
 
数字と玉
ビーズの紹介
大きい数の構成
銀行遊びたしざん
セガン板
100のくさり
 
コミュニケーションの基本はお互いを尊重し合うことです。話したくても上手に話せない子どもたちに対してその意欲を100パーセント受容することが大切です。幼児期はボキャブラリーを増やす時期です。言語の発達には特別に敏感な時期があり、その時期には極めて活発で意欲的に学ぼうとします。そして、5・6歳では数千語という膨大な単語をものにしてしまいます。この時期に文の組み立てを完成することから、子どもをとりまく言語的環境が大切となります。言語教育の目的は子どもが言葉を通して素晴らしいコミュニケーションができ、調和ある人格を形成することです。
 
鉄製はめこみ
移動50音
2色の移動50音
小さい黒板
品詞の役割動詞
品詞の役割代名詞
 
 

「日常生活の練習」「感覚」「数」「言語」その他様々な方面から間接準備をしてきた子どもたちは文化の領域へと興味を広げていきます。モンテッソーリ教育には「鉤の原理」が働いているのです。つまりフックのようにひとつのものを引っ掛けるとその次も、というように。子どもたちは海の底のことや宇宙のドラマ、昆虫、植物、音楽等を通して美しい豊かな心や愛の心を育てることができます。美しい世界を愛する心を養うことは、人間の生き方や方向を示す役割を持っています。

   
 
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5つの脊椎動物
植物の観察
 
植物の観察
植物の観察日記
絵画製作
   
     
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